愛することの誤解

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「二股は絶対にダメ!!」は、昔母が言った言葉。

    

小学生の頃、両想いだった男の子がいたのですが、

他に1人、少しだけ気になる子が現れたのです。(もう誰だったか忘れています(;’∀’))

その事を母に話したら、

「二股は絶対にダメ!!」

と、突然強く怒られたのです。

  

私はなぜそんなに突然怒られたのか分からず混乱し、

そして呆然としていました。

    

人間が誰かを好きだと純粋に思う事はイケナイ事なの?

自然な事じゃないの?

という、人間というよりむしろ動物的な自然な感覚を持ってはいけない事に疑問を感じつつも、

じゃあ、好きっていう気持ちは自然に湧き上がってきちゃいけないんだね?と、

2人の人を好きだと思う事は良くないのだという事を頭で理解していきました。

   

   

これがなぜ今頃出てきたかと言うと、、、

次男が生まれてから、あんなに溺愛していた長男の事が以前ほど愛せなくなっていて、

キャラクトロジーで様々な事を紐解き、

だいぶ良くなったものの、

それでもどうして長男にだけ拒否する感覚になっていて、

どうしてなのかわからず、ずっと悩んでいたのです。

   

ずっとこの事が紐解けず、でもずっとその感覚を持ち続けていました。

   

ある日長男がいつものように「抱っこして」と言ってきた時、

抱っこしているその感覚からかすかなER(感情的反応)を感じ、

そこにアプローチしていたら突然出てきたんです!

「2人の男の子を好きでいちゃいけない」

という信念体系が!!

  

そしてついにあの時の事を思い出した訳です。

  

もうビックリで、

呆然としてしばらく何も手がつかなくなりました。

まさに怒られた直後の呆然とした状態そのものでした。

まさかあんな昔の出来事が、我が子を想う気持ちにまで影響していたなんて( ;∀;)

あの時の事が、誤解(=誤認)つまりトラウマになっていたんですね。

   

「2人の男の子を好きでいちゃダメなんだよ」

    

そう言う小さな私がいて、

「好き」を同時持つことを自分に許可せずにいたようです。

    

たしかに二股というものは、相手を傷つけるし、良くない事かもしれませんが、

「好き」という感情を持つことは、やはり自然な事で、

それを否定する事は不自然だと今も思います。

母がなぜそんなに怒ったのかわかりません。

(もう他界しているので、知ることもできません)

もしかしたら、母自身が辛い経験があったかもしれません。

でも子どもの私には理解ができず、混乱し、

ダメはものはダメなのだと自分に言い聞かせるしかなく、

そしてそれが信念体系となり、

大人になった今も根強くあり続け、

2人の男の子(わが子たち)を愛する思いにまで影響を与えていたようです。

    

2人を愛していんだ。

   

2人を愛することを自分に許可したら、

2人を愛する喜びを感じ、

2人からの愛をそのまま受け取る幸せと喜びに開く事ができました

   

子育てにおいて、

自分の幼い頃に体験した出来事が大いに影響していきます。

そのトラウマを見つけて紐解いていくことで、

子育てが変わっていきます。

  

牛嶋まどか
セラピスト
うつ病アドバイザー/心理学講師・カウンセラー/ハーバルセラピスト。現役看護師。子育ての中で起こる子どもに対する怒りや葛藤をキャラクトロジー心理学を学ぶことで克服。さらに自身のうつ病の経験と心理学の知識を活かしうつ病アドバイザーとしての活動を始める。ミッションは「心に平和を」。

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