うつを振り返る~「嫌い」を健全にもつこと~

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前回の投稿でリジットのディフェンスが溶けていく経過を書きました。

リジットをやっていると、本当に自分の感情を感じる事ができないようです。

    

私の母は私が20歳代の頃に他界しました。

それがきっかけでうつ病を発症したとプロフィールにも記載したのですが、

母親を亡くした悲しみや喪失感でうつ病になったと思っていました。

もちろんそれもあります。

けれどもこれはとても表面的な部分での事だったとようやく理解する事ができました。

   

私だけに限らず、多くの人は誰かの事を「嫌い」と思う事を良くない事だと思っています。

リジットさんの場合、これが人一倍強いです💦

「この人嫌い」

を感じた瞬間、

この感覚を瞬間的になかった事にします。

なので、「嫌い」を感じている自覚が全くありません。

   

   

母親が他界して、

「悲しい」とか、「寂しい」とか、

そんな言葉をどれだけ並べても心が埋まらない程の喪失感でしたが、

同時に解放感も感じていました(自覚のない領域で)。

  

けれどこれを感じてしまう自分に深い罪悪感を感じ、

瞬間的に自覚している意識(顕在意識)から掻き消していました。

  

顕在意識ではこのような感情は自覚していませんでしたが、

潜在意識では持っていたので、

このような感情を持つ自分に罪悪感を感じ、

そして自分を責めていたのです。

  

自分を責めて責めて責めまくり、

生きている資格はないと思い、

自分に存在価値を見出せなくなり、

やがてうつ病となっていったのです。

   

   

人が知覚している意識(顕在意識)は、意識の中のほんの1割。

その下にある潜在意識や無意識の方が人の行動などに影響しています。

  

病気もそうです。 

   

私は看護師とういう事もあってか、

科学的根拠のない話は全く信じないという価値観でいましたが、

このように心の仕組みを体感として経験し理解していくと、

必ずしもそうではないのだなと思うよになりました。

  

リジットで自分の感情を感じず、

感じる事を許さず、

認めず、

無いものとしていく・・・。 

  

感情を無いものにするということは、

つまりは

自分をも無いものにしていたようなものです😢

  

なんと痛々しい・・・(◞‸◟)

   

母親の事、「嫌い」があったな。

「愛」と「憎しみ」は紐づけされていいる事は知っていたし、

どっちもあっていいのだと理解はしていましたが、

思考的に理解していただけでした。

   

「嫌い」を感じることが怖かった。

でも、「嫌い」をちゃんと感じていくと

胸のあたりから徐々に下がって、

第1チャクラあたりでほわっと柔らかい「嫌い」になりました。

  

「好き」もあれば「嫌い」もあるね

   

ただそれを持つだけの事でした。

  

感情レベルでの理解が入ったという体験。

次はエネルギーレベルでの理解が必要ですね。

牛嶋まどか
セラピスト
うつ病アドバイザー/心理学講師・カウンセラー/ハーバルセラピスト。現役看護師。子育ての中で起こる子どもに対する怒りや葛藤をキャラクトロジー心理学を学ぶことで克服。さらに自身のうつ病の経験と心理学の知識を活かしうつ病アドバイザーとしての活動を始める。ミッションは「心に平和を」。

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